弘道館・・・日本遺産

水戸藩第9代藩主の徳川斉昭公により創立された藩校=弘道館。
今更言うまでもなく、水戸藩藩士の為の今でいうところの大学です。
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天保12年(1841年)7月落成。
激動の幕末に創建され、”最後の将軍”徳川慶喜公もここで学びました。
当時は黒船等の外国船が頻繁に日本に上陸していた時代でしたから、外国の侵略から日本の独立を守るためにはまず、すぐれた人材育成が第一、と斉昭公の考えにより創建されたこの学校では文学や歴史、数学等の学問と剣術や射撃、馬術等の武術、そして医学や農業の実習まで行われていたそうです。
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正庁諸役会所
藩主等の来賓者の控えの間として使用されたそうです。
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正庁正席の間
藩主が臨席し、ここで試験や諸儀式が行われたとのこと。
縁側に出ると、「游於藝(芸(ここでは文武のこと)に遊ぶ)」の額がすぐ目の前に
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斉昭公の直筆・・・・らしい
ここ部屋の床の間に、輝かしい「日本遺産」の認定証が展示されているのです
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自分が住んでる街の史跡が国に認められるとやはり、嬉しいものです
尚、この部屋に敷かれた畳の縁には葵の紋が入っているということをパンフレットで知りましたが、不覚にも見逃しました

では先に進みます。
板張りの廊下を歩き、次の部屋に進む途中で江南所無という種の梅が開花しているのが目に映りました(* ´ ▽ ` *)
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かろうじて満開に間に会った^^;
このあたりを歩いていると梅の香りよりも強く、清々しい香りがどこからかぷーんと漂ってきました。
香りの元はこの先を進んだ便所・湯殿(いづれも復元、勿論使用不可)の前あたりで、正面にあたる囲いから覗くと窓の下には・・・・
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沈丁花が満開です(*≧∪≦)
建物の間の片隅。誰にも気に留められないこの場所で、こんなに綺麗に咲いています。
清々しい香りを漂わせながら。。。
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新たな発見、しちゃった(*´∀`人 ♪

弘道館内にて「弘道館の四季写真展」が、今月31日まで行われています
ブログで写真を頻繁に撮影する私には、アングルや配置等勉強になるものでしたので、立ち止まって拝見させていただきました。
※著作権等を考慮し作品の撮影はしておりませんので掲載を省かせていただきます。
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訪れる季節や天候等でまた違った景観が楽しめる弘道館。。。
一度訪れただけではなかなか気づけない良さがあります
水戸に生まれ水戸に育ち、学生時代はこの弘道館前を通って通学していた私。
知り尽くしているつもりでいたけれど、落ち着いて散策してみるとやはり新たな発見あり、再認識あり。
もしも、「もう何回も行ってるから今更行かなくてもいいや!」という気持ちを持っていたなら満開の沈丁花にも気がつかなかったでしょう。。。
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修復前の弘道館鬼瓦。
中に刻まれているハートマーク♡にみなさん、気づかれたでしょうか?
これには魔除け・火災除けの意味があるそうです。
勿論、修復後の現在の弘道館屋根にもありますよ
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こちらは至善堂と呼ばれる部屋。藩主の御座所(居間)として使用されていましたが、明治元年に将軍職を辞した徳川慶喜が謹慎をした部屋です。
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この部屋から梅林を眺めることが出来るのです。
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満開の梅を眺めながら慶喜公は心静かに朝廷からの沙汰を待っていたのでしょうか・・・

弘道館は明治の世となり開校から30数年あまりで廃校となりましたが、この部屋(至善堂)は明治33年には茨城高等女学校(現在の水戸二高)の仮校舎として使用されていたそうです。
その当時の授業風景が添えられています
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男性社会中心の明治時代、既に水戸市では女子教育について考えられていたということですね。
さすが「天下の魁・水戸」(笑)

別な部屋でお宝拝見((∩^Д^∩))
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慶喜公の長持ち。実際に使用されていたもので男性30名くらいで担いでいたそうです。
慶喜公の衣装類が入っていたそうですが現在は空とのこと。
こちらは火消し道具
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火災が発生した時に、この道具で水を出して消火していたとか。
いわば、昔の消火器。
で、現代の消火器がこちら
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新旧消火設備が同じ部屋に置いてあるのも面白いね♪

単なる歴史的建造物としてだけではなく、あらゆる方面から角度を変えて眺めてみると過去何度も訪れたスポットであっても違った発見ができるものです

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 [ 2016/03/21 18:06 ]  水戸市 | TB(0) | コメント(0)
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