関東以北最古と言われている建造物=龍ヶ崎市の来迎院にある多宝塔を見ておきたくて、しゃんしゃん龍さんを出た後、ナビを頼りに訪れてみました。
が、最初は駐車場が分からず周辺の空き地(?)に適当に置いたところ、門をくぐって境内に進入できることが分かり愛車を乗り入れることにしました


慣れてないと、ここを車で入っていいのか迷いませんか?^^;
と、そんなことはさておき、目的の多宝塔はすぐ目の前(画像右側)に見られました。

先ほども触れましたが、関東以北では現存する最古の多宝塔と言われています。
室町時代後期の弘治二年(1556年)に、江戸崎城主の土岐治英がこの多宝塔の修繕工事の際施主を務めたことが判明しており、多宝塔の建築はそれ以前だと考証されています


平成18年(2006年)には、国の指定重要文化財となりました。
この地方ではほとんど類を見ない多宝塔形式だとか。


500年の重み。。。深いなあ。。。

そして、どこから見ても絵になります。

さて、多宝塔に目を取られ本堂に挨拶するのを忘れてましたのでお参りします



宗派は天台宗。伝教大師最澄を宗祖とし、本山は滋賀県にある比叡山延暦寺、ご本尊様は阿弥陀如来三尊とのこと。
宗祖様のライバルにあたる宗祖がわが菩提寺ですが、母方実家は天台宗ですのでそれに免じ大目に見て候

・・・なんて罰当たりですか?(笑)
参拝の後、境内を見学させていただくと興味を惹くものがいっぱいです。
とげ抜き招福観音様とか。


願掛け地蔵尊

毎月24日は法要が行われているそうです。
そしてこちらが、身代わり観音様


自分自身の体の病んでる箇所に水をかけ、”オンアロリキャソワカ”と一心に唱えると病んでる箇所が治るとか。
膝の痛いの治ります様に。。。
多宝塔の後ろ側には、お釈迦様の涅槃像がありました。


安らかなお顔がとても印象的。。。合掌
「ふたたび この世に生まれ変わりて 罪深き 浮世の人を 救う尊さ」手に触れずとも、傍に近づいただけでお釈迦様の慈悲深き心を見た思いがしました。
見えない力に包まれてるような、何とも言い表せないオーラを感じるわ。。。
いろいろと興味深く、一見の価値ある素敵な寺院です

そんな来迎院にて、毎年12月23日に、「火防大祭大護摩供火渡り式」が行われています。(16:00より開始)


勿論、今年も開催!
お近くの方、また興味を持たれ足を運べそうな方はお出かけになられてみてはいかがでしょう?

いつもありがとうございます!
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