水海道風土博物館坂野家住宅

吉野公園を訪れる前に立ち寄ったスポットがあります。
TVや映画の時代劇等で、県外の方でもおそらく1度は目にしたことのあるはずの”坂野家住宅”というスポット。
意外にも私は未訪問でしたので、この機会にとやってまいりました
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駐車場は住宅から少し離れたところにあります。坂野家を訪れるのにはこの奥の林の中を少しだけ歩きます。
里山風景を思わせるような、のどかな林間を歩いて。
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あ、ここですね
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”坂野家住宅”という表札が下がった薬医門をくぐるとTVでおなじみの住宅がそこに。
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この建物は有料施設(一般大人300円)で、主屋にあたるこちらの建物が受付となります。
入館料を払い、案内スタッフさんの説明を受けながら内部を見学しました。

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では、内部を見学していきます。写真撮影は可能ですが、ロケ写真のパネル展示コーナーのみ撮影禁止です。
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この家の主である坂野家は、今から500年前にこの土地にやってきたそうです。江戸時代中期に行われた飯沼の新田開発の際、幕府からその責任者を意味する「頭取(とうどり)」に任命され、米の生産拡大に向けて尽力したのを機に出世して、近世には惣名主的存在の豪農であったそうです。
住居の外観とその敷地の広さを見れば、偉い身分だったことが判りますね
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ここは、「式台玄関(しきだいげんかん)」といって、お客さんを送迎する所だったそうです。
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一番低い板敷きで、そこで来客をお迎え&お見送りしていたそうな
幕府の役人とか相応の客の来訪時のみ使用され、家人はもちろん当主といえども日常は使いませんでした。
地元の惣名主級であった家ですから偉い人が訪ねてくる可能性も十分、考えられますね。

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こちらが仏間。お仏壇とされた場所には歴代当主のお位牌が以前、納められていたとどこかに説明が書かれていた気が。

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ここ・坂野家の当主は代々”伊左衛門(いざえもん)”と名乗っていました。
今はこうして水海道風土博物館として活用されている坂野家ですが、果たして何代の何時代まで続いていたのか聞くのを忘れてしまいました残念ながら市のHPも含めネット検索でそのことに触れてるページにはたどり着けず、結局不明です。
ちなみにこのお部屋が施設内で一番、古いそうです。
余談ですがこの施設で一番、最新設備は見学者用トイレ。洋式・ウォームレットだったし

さて、こちらは後に増築され書院として使われた「月波楼(げっぱろう)」
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現在のは、大正9年に建て替えられたものだとか。
主屋は平屋ですが、この建物は2階建て。
2階から見下ろす庭園も、なかなかのもの
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建物だけでなく、庭園も素晴らしいのでゆっくりお時間のとれる方はぜひ散策されてみてください!
裏庭には氏神様も祀られています。
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月波楼、外から見た姿↓
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幕末~明治時代の頃、文人だった当主のもとを多くの画家や書家が訪れ、創作活動の場として使用されたそうです。

素晴らしいのは建物ばかりじゃない!
住宅を取り囲む里山の自然も復元・保存されているところもすごいね
坂野家住宅から、最初入ってきた道を振り返ったこの光景!
素敵。。。
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東屋もありますので、見学後の休憩にいかが?
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普通は建物にばかり目がいってしまいがちなところを、周囲の景色も考慮し景観を大切にした上で復元されているのが素晴らしい

このように歴史を感じさせる建物とその周辺一帯を、当主亡き後も風土博物館として保存・活用する・・・これぞ、”生きた展示作品”であり、旧水海道市が作成した最高傑作な芸術作品といえましょう

ひなまつりの時期には雛人形を、そして来るこどもの日には5月人形の展示も行われるとか。
http://www.city.joso.lg.jp
お出かけには車がないと不便なところですが、見学する価値は充分です。
ぜひ1度、お出かけください!

水海道風土博物館坂野家住宅
茨城県常総市大生郷町2037
Tel:0297-24-2131
9:00~18:00(4~10月)
9:00~17:00(11~3月)
いづれの期間も受付は閉館時刻の1時間前まで。

いつもありがとうございます!
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 [ 2015/04/02 23:11 ]  常総市 | TB(0) | コメント(2)
せいパパさんへ♪
せいパパさん、TVなどでは見かけても行った事ないという方は結構いらっしゃるようですね。

私も初めてでしたが、ここは一見の価値ありです。
私の説明は決して詳しくありませんが、現地を訪れると案内の方がよく説明してくださいます。
お時間がとれましたら是非、訪れてみてくださいね♪
[ 2015/04/03 23:42 ] [ 編集 ]
有名なお屋敷ですが
私も行ったことがなく
今回詳しく紹介されて頂き
内部にも入れるんだなと
じっくりとみました。
[ 2015/04/03 06:37 ] [ 編集 ]
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