日鉱記念館と一本杉

昨日の茨城ニュースで70年前の太平洋戦争時に捕虜として日立鉱山で強制労働を強いられた米国人男性が日立市の日鉱記念館を訪れたお話を放送していました。鉱山での労働はさぞ、過酷だっただろうしきっと辛い思い出を持たれているのでは?と思っていましたが、”懐かしい”とお答えになられた御本人の肉声を聞き、なぜかほっとした私

日立鉱山は33年前の昭和56年に閉山しましたが、その功績と鉱山町に住む当時の人たちの暮らし等をパネルや資料で展示したのが、元鉱山のあった場所に建てられた日鉱記念館です。
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こちらが記念館本館。
館内撮影はしておりませんので(その前に撮影禁止かな?未確認です^^;)、日鉱記念館のHPをリンクさせていただきます。→http://www.nmm.jx-group.co.jp/museum/
赤沢銅山から日立鉱山となり、四大銅山の一角を占めるほどまでに成長し、昭和56年に閉山するまでの76年間の歩みや坑内の様子を再現した”模擬坑道”、そして鉱山町に暮らしてきた人たちの生活風景等興味深い資料がいっぱいです共楽館で使用されていた巨大映写機の展示は必見ですね^^

他、敷地内には”久原本部”と呼ばれていた建物=旧久原本部とか。。。
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日立鉱山開業当時、創業者・久原房之助がここに住み幹部たちと労苦をともにしたそうです。現在、この建物は産業史跡第1号として県の文化財に指定されています
こちら、塵外堂(じんがいどう?)。
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大雄院精錬所予定地にそびえていたという千年杉が素材に使われているそうです
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この塵外堂裏の山道を登っていくと、日立鉱山山神社があるらしいですが今回は登りませんでした。
他、敷地内には明治39年~昭和56年の閉山まで活躍した第一竪杭や、元・コンプレッサー室だった鉱山資料館等、
”生きた資料”が盛りだくさんです。つまり、敷地全体が”記念館”のようです
DSCN2503.jpg
第一竪杭

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鉱山資料館(元コンプレッサー室)
ここに展示された大型コンプレッサーや無数の削岩機等は見ものですよ!
DSCN2510.jpg
見学コースはこの鉱山資料館が最後となっています。ここを出ると駐車場がすぐそこ。つまり各所を見学しながら敷地内をぐるりと一周したことになります。本館をはじめ見学はいづれも無料です

日立市の歴史(特に近代史)は鉱山を外しては決して語れません。
”世界のHITACHI”のルーツもここにあり。市街地からはかなり離れていますがこの記念館は訪れてみる価値があると思います

ところで、日立中央ICからこの日鉱記念館に来る途中の道路に不思議な箇所がありまして。
道路の中央にご注目ください
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1本、どーんと大きな杉の木が立っているのがお分かりでしょうか・・・?
では、接近☆
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市の指定天然記念物:本山の一本杉といいます。
樹齢は約450年だそうで。「昔は三本杉だった」とか「二本杉だった」等の説があり、一本となった理由は工事会社に切られたとか、暴風雨で倒れ一本だけが残った、等と言われています。
帰りにもう一度、パシャ
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昔この木を切った、もしくは切ろうとした人が怪我や事故、病などで急死したとか災いが起きたとか怖い話もあるようですここでの事故も多く、心霊スポットとしても有名だとか
あまりにも事故(交通事故、鉱山事故共)が多く、この一本杉を御神木として奉ったところ事故が減少したとのことです。

まあ、夜は通りたくない道ですね。。。

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 [ 2014/10/17 22:20 ]  日立市 | TB(0) | コメント(2)
Romanさんへ♪
こんばんは。コメントありがとうございます(*^_^*)
Romanさんもここを訪れられていたのですね。
館内写真撮影、可能でしたか。撮影禁止とは書かれていませんでしたけどやっぱり確認してみるものですね^^;
ブログup、楽しみにしていますね♪

本山の1本杉はやはり、撮らずにはいられませんでした。
鉱山で強制労働を強いられた外国人、当時はさぞいじめられ辛い思いを味わってきただろうに。。。と思っていましたが、ここは意外とそうではなかったみたいですね。だからこそ、先日来られた米国人男性が「我が家に帰ってきたように懐かしい」と言われていたのでしょうね。
とはいってもやはり過酷な鉱山ですから事故等で犠牲になられる方も多くいらしたことでしょう。
それを思うと、胸がいっぱいです。
[ 2014/10/18 21:29 ] [ 編集 ]
こんにちは
日鉱記念館に行かれたのですね。
私も10月初めに行きました。
館内の写真撮影は自由でしたよ。確認しました。
もう少ししてから私もブログアップします。

手前の本山の1本杉は写真は撮らなかったので助かります。
鉱山に昔たくさんの外国人(特に朝鮮人)が働いていました。
働いていたというよりはたらかされていたのでしょう。
日本の多くのこのような企業にたくさんおりましたのでここが特に扱いがひどいということはありませんし、むしろ良い方だったと思います。
本山寺というとこにも寄りましたが、ここでは少し暗い気持ちになりました。
ではまた。
[ 2014/10/18 12:09 ] [ 編集 ]
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