華蔵院の梵鐘

鐘つながり、ということで。
鐘は鐘でもこちらは指定文化財の鐘

ひたちなか市栄町(旧:那珂湊地区)にある華蔵院(けぞういん)というお寺があります。
DSCN1736.jpg
那珂湊高校の裏山、真紅の立派な正門をくぐった先に拝殿があります。
DSCN1739.jpg
開基年等は分かりませんが、宗派は真言宗智山派、ご本尊は大日如来様。弘法大師ゆかりのお寺のようです。
で、こちらの境内にある”鐘”が、県の指定文化財となっていますので探してみることにしました。
墓地の中、ひときわそびえ立つ屋根、そして・・・
あ、あれじゃん!という感じで発見(笑)
DSCN1740.jpg
<華蔵院の梵鐘>
昭和49年3月31日、県指定文化財に認定。
製造年推定:鎌倉時代後期~室町時代初期位。
茨城県内でも数少ない、江戸時代以前製造の鐘だそうです。
DSCN1742.jpg

DSCN1741.jpg

ほれ、もそっと近う寄れ(笑)
DSCN1743.jpg
拡大
調べてみたところこの鐘、元々ここにあったわけではなく那珂郡上檜沢村(後の美和村、現常陸大宮市)の浄因寺という寺で所持されていたそうです。やがて浄因寺は廃寺となり、その後を引き継いだ満福寺が鐘とともに別な場所へ移転しました。
やがて江戸時代後期の天保年間・・・水戸藩の大砲を造ることになり、その材料にされる為にこの梵鐘は徴収され那珂湊に運ばれてしまいました。
ですが奇跡的に潰されずに残ったまま明治の時代を迎えました。
以降ここ・華蔵院の所有となったわけです
DSCN1744.jpg
波乱の人生、いや鐘生?!(笑)
その後来る太平洋戦争や東日本大震災も乗り越え、華蔵院の梵鐘はずっと那珂湊の時代の移り変わりを見守っているんですね
鎮魂の碑とともに。。。
DSCN1748.jpg
DSCN1746.jpg
余談ですが、華蔵院にまつわる”猫伝説”もあります。
昔々、ここで飼われていた老猫が、夜な夜な和尚さんの袈裟を着て仲間の猫達と踊りを踊っていたという。。。或る日猫達が踊っているところを目撃してしまった行商の人がこれを寺の和尚さんに告げ、半信半疑で自分の袈裟を見ると猫の毛がびっしりついていたという。。。

歴史の残る湊の町ならではの”お宝”。探せばまだまだ発見できそうですね



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 [ 2014/08/17 10:45 ]  ひたちなか市 | TB(0) | コメント(0)
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