生まれ変わった六角堂

自転車で行く、北茨城の旅。記事再開させていただきます
御食事処「浜庄」さんを出発し、五浦海岸目指して自転車を走らせていただきました。
海岸線を通って。。。
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砂浜のあちこちに工事用のポールが建てられているのが印象的でした
そういえば浜庄さんではクレーン車も見られたっけ。。
徐々に復旧しつつあると言っても、「復興」まではもう少々かかるのですね( ̄- ̄)

そして、辿り着きました!
茨城百景、五浦の地へ。
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震災前にも訪れていますが、やっぱり五浦に訪れたからには見て行かなくちゃならないでしょう。。。
五浦海岸のシンボル、六角堂を。
というわけで、入り口で自転車に留守番させて海岸へ降りて行くことにしました。
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五浦の海。この景色は震災前と変わらない。。。
ですが、震災前に訪れた時にはなかった「危険、立ち入り禁止」の立て看板とポールがところどころあるのを見るとあらためて、”あの震災は決して幻でも悪夢でもない、現実だったんだ”ということを感じさせられます
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六角堂についての案内板。震災前にもあったかどうか覚えていません^^;
六角堂に降りて行く途中の周囲の景観も、震災前と比べると見晴らしが良くなったような気が。
ま、いいか

東日本大震災の際、津波の被害を受け土台のみを残し流失してしまった六角堂・・・皆さんもTVで拝見されたことがあるのでは?
その翌年、管理先の茨城大学と北茨城市他数か所の団体が力を合わせ、六角堂を再建するにあたって復興基金を設立、その後海底調査から始まり1年をかけ大がかりな再建工事が行われ、津波の翌年となる平成24年に甦ったのです

さて、生まれ変わった六角堂は・・・と。
おお!震災前の姿と変わらぬ姿じゃないですか
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その姿を見ると、
「え?何の話かな?津波だって?」
と、かわされるんじゃないかという位に以前と変わりません。
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いや、”全く同じ”と言ったらウソになるかな正確には
入場券販売口のある入り口にあった、六角堂復興プロジェクトのパンフレットによりますと屋根の瓦や外壁の色は、震災前というよりも明治38年の創建当時のものだそうです
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室内の炉(中央にある穴)も、震災前の六角堂にはなかったもの。昭和38年に改修工事が行われた時には撤去されたそうですが、こちらも今回の復興の際に復元されました
震災前に訪れた時にはなかったもの、といえば六角堂室内には映画『天心』の1シーンと思われるパネル写真が置かれていたっけ。
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天心役の竹中直人さんの写真です。実在の天心もこうしてこの中で瞑想にふけっていたのでしょうか。。。

さて、この窓ガラスですがこれも明治38年創建当時のもの=当時の製法による再現しイギリスに特注したものだそうです
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この角度からの撮影は初めてだな
あえて下から。
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屋根のてっぺんについた玉のようなもの=宝珠は、破片を元に3Dスキャンで復元し中心部には海底調査が行われた際に発見された六角柱の水晶が取り付けられました。
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そう。この六角堂を復元するために4度にわたる海底調査が行われ、瓦礫と化した六角堂の破片一つ一つが貴重な資料となったわけです。加えて古い文献等を元に岡倉天心が建てた当時のままの六角堂が甦りました

津波さえ来なければ、この六角堂は北茨城市が誇る登録有形文化財(平成15年登録)だった六角堂。でも東日本大震災の津波で流失した為、その認定は残念ながら抹消されてしまいました
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たとえ文化財としての認定は取り消されても、新たに生まれ変わった六角堂はその復活を心待ちにしていた市民や観光客に末長く愛されるものになることを私は願います
五浦海岸の美しい景観とともに。。。
かつて岡倉天心がこの海岸を愛し、ここを活動の拠点とし自らの終生の地に選んだように。。。
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六角堂から正面に見える石灯籠。新しく建てられたのかな?

森の中の古民家=天心邸↓天心が住い兼書斎として使用していた建物です。
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天心が訪れた時には既に荒廃した空き屋となって放置されていたそうです。古い料亭(観浦楼(かんぽろう))だったそうですが、その料亭の古材を利用して建築されたのがこの建物なんだそうな。
この建物の縁側にて映画のPRをしています
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岡倉天心の生誕150年、没年100年を記念して、かつ北茨城市復興祈願の意味で作成された映画『天心』。
岡倉天心の生涯を描く物語だと思いますが果たしてどんな内容になったことか。
公開日は未定ということですが、なんだか楽しみです
映画『天心』公式サイト

五浦海岸を後にしまして、目指すは最後のスポット、大津漁港
長らく引きずりました北茨城自転車の旅記事も、次回で最終回とさせていただきます

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 [ 2013/07/28 22:12 ]  北茨城市 | TB(0) | コメント(0)
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