桜川市真壁に代表される県内のあちこちで始まったひな祭り
どの地域でもそれぞれ、良さがあって”今年はどこの雛人形を見に行こうか”と悩んでしまいます
今年初の「ひな巡り」、今回はあえて未訪問のスポットを訪ねてみました
行方市にある、麻生藩家老屋敷記念館にやってきました。
麻生小学校がすぐそばにあり、これを目標にされますと探しやすいです
江戸時代に麻生藩の家老屋敷だったところです。ちょうど、現在小学校(麻生小学校)が建ってる場所に陣屋があったそうです。
麻生藩とは、慶長9年(1604年)から明治4年の廃藩置県までの267年続いた武家です。それまでに一時途絶えましたがその一族が継承し、藩政を繋げたとか。
藩がなくなった後も解体されずに残り、明治時代中期頃にかすみがうら市出身の福田さんという方が開業医を始めるにあたってこの屋敷を買い取り、地域の医者として生涯を送られたという話も残されています
福田さんが亡くなられた後は家族が引き継ぎ、その後は旧麻生町に寄贈され現在に至っているのです。
この屋敷で医者を務められた福田さんは当初、海外留学の為の資金稼ぎに開業医をされたそうですがやがて地元の医師としてここに残ることを決意し、それまで留学資金として蓄えられたお金を開業十周年祝賀会で使い果たし、昭和20年に81歳で亡くなるまでこの場所で患者の診療を続けられたそうです
海外留学を断念し、地域の医師としてここ・麻生の地に住む人たちの医療に人生を捧げる道を選んだというわけですね・・・
・゚・(つД`)・゚・
ちょっと名前が売れるとすぐ海外に飛ぶ現代のスポーツ界の人達に聞かせてやりたいな(笑)
福田さんが地元医師の道を選ばなかったら、この屋敷はもしかすると残らなかったかもしれません
その家老屋敷では現在、つるし雛が展示されています。
今回はそのつるし雛が目的です。
屋敷の中は立ち入り禁止ですので、外からのみ楽しむことになりますが可愛いつるし雛に暫しうっとり。。。
ではこれより、画像のみで失礼いたします
どれもみんな可愛くて、つい撮りまくりです
でもきりがありませんので当ブログでの掲載はここまでにいたします。
続きは是非、みなさんご自身の目で!
ひな祭り期間中はイベントも開催されるそうです
今月21日には稚児行列が、そして28日にも甘酒無料サービス等も!
詳細は行方市商工会さんのブログをご覧になられてくださいね
→http://ameblo.jp/shokokai-namegata/ひな祭りが始まると、”もうすぐ春が来るんだなあ。。。”と実感します。
まだまだ寒いですが、春はもうすぐそこですね(*^_^*)
家老屋敷玄関前にて。
駐車スペースが屋敷前に数台分ありますが、満車だった場合は麻生公民館に駐車できるそうですのでご利用くださいいつもありがとうございます!
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