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旧福田家住宅・板倉(民家園)

かすみがうら市指定文化財巡り記事、今回で最終回です。
最後に訪問したのは、歩崎公園から約800m高台に上がりかつかすみがうら市郷土資料館の近くにある民家園。
旧福田家住宅とその板倉があります。
いづれも、市の指定文化財です
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旧福田家住宅並びに板倉は、以前別な場所にあったようです。
市内の牛渡という場所にあり、平成4年にこの地に移築復元されました
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ちなみにこの両者はそれぞれ、別な所有者から寄贈されたものだそうです。
つまり、同一の福田さんじゃないってことですね。
住宅の方は、東北の旧農家によく見られる曲がり屋。
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かすみがうら市内で最初に確認された曲がり屋だそうです。
一目で”厩だったんだ”というわかりやすい個所発見
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では、中に入ってみましょう。
先に見てきた椎名家住宅同様、屋根に裏板を張っていません。
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説明文によれば、間取りも椎名家同様の広間型といわれる間取り法でこの地域には古くからあったものだそうです。
やはり、畳の部屋はたった1部屋。
唯一の畳の部屋ではこの日、着物の展示が行われていました。
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明治・大正・昭和のそれぞれの時代の着物。
デザインの違いを見比べてみると面白い!

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モンペスタイルは昭和ですね
もしかすると、現代のパンツルックの元祖はここから来てるのかな?

文化財保存に徹底しているのか、照明が控えめで見学するにはちと暗いかも
よって、フラッシュを使用させていただきました
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生活感がにじみ出ているわあ。。。(*^_^*)
暗くて確認できませんでしたが、江戸時代中期の工法や造りが数か所見られることから18世紀初頭の建築と推定されてるそうです。映画やCMのロケにも使われることがあるようですがご覧になられたことのある方、いらっしゃいますか?

一方、旧福田家板倉は解体の際、壁板の裏に”天保14年(1843年)”と書かれた墨書が発見されこれによりその年の建築であることが確認されています。お助け普請によって建築されたものとも伝えられているとか。
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手前にある元・井戸らしきものがなかなか風情あるね

最後は駆け足となりましたがかすみがうら市の歴史を語る貴重な文化財巡りの旅、以上で終了となります。
まだまだ探せばたくさんあるし、今回の”一斉公開”でリストアップされなかったものの中にも”これはちょっと興味あるな”というものがいくつも浮かび上がってきました。
まだまだ、知らないことばかり。
次回、ゆとりがあれば文化財巡りと同時進行でそれらも巡ってみたいと思います。


民家園(旧福田家住宅)

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かすみキッチン、再び!

腹が減っては戦は出来ぬ。
腹が減っては記事収集出来ぬ(笑)
というわけで

やってきましたかすみキッチン
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今回で2度目の訪問になります。前回は夜でしたが今度は昼間。
明るいうちの利用もいづれしてみたいと思っていましたが、それが現実となりましたヾ(o´∀`o)ノ
前回、訪れた時と変わったところは、1Fラウンジがカフェになっていたことです。
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レンタサイクルもあります。天気の良い日にここで自転車を借りて霞ヶ浦湖畔のサイクリングロードを風切って走ったらさぞ、気持ちいいでしょうね帰ってきたらここで冷たい飲み物で喉を潤したり、スイーツで疲れを癒したり。。。なんだか素敵ですね

2Fレストランはちょうど、ランチタイムだったせいか順番待ちでした。
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レジ前で名前を記入し、飲み物を飲みながら待機。
こんな気配り、ありがたいですね
レストラン内装は廃校となった小学校で使用されていたものが利用されています。
ウェルカムボードとメニューボードは元黒板。
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待ってる間、テラスの向こうに見える霞ヶ浦を一望。
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ようやく名前が呼ばれ、前回の訪問時と同じくカウンター席(お一人様だからね~(´∀`*;)ゞ)を案内していただきました。
カウンター席からはこんな感じ
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やっぱり、夜と昼間では全く雰囲気が違う!
早速、お料理のオーダーを。今回はパスタ料理です。
セットのドリンクとサラダが先行到着(#^.^#)
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野菜たっぷり!地元で獲れた野菜です。
サラダを食べ終え、少し間をおいてメイン料理の到着
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川えびと旬野菜のペペロンティーノ
セット価格で1,300円。ではいただきます

川エビと赤玉ねぎが印象的。
パスタの太さもゆで具合も私好みです
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これとピザ、どちらにしようかずっと迷っていました^■^;
で結局、パスタに。
野菜豊富で食べ応えたっぷり!!次回はピザにしよう!っと、すでに次回の再来店を決めてる私(笑)
また、ちょっぴり贅沢して別料金(といってもランチセットの場合は+300円)デザートまでつけちゃいました
今回はパンナコッタ。ブルーベリーソースにしました。
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なめらかで超・美味しかったあっ!!(*≧∪≦)

すべて、美味しゅうございました!ごちそうさま
今更思うことではありませんが、霞ヶ浦湖畔に本当に良い施設が出来たなあ。。。(*´∀`人 ♪

さて、食事を終え外に出ると先ほどまで晴天だった空に怪しげな雲が覆っててびっくり
そういえば、午後から雲が多くなり雨が降るという天気予報だったっけ。。。
次の文化財訪問、急がなくちゃ
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というわけで、足早に愛車の元へ。

お腹をたっぷりと満たした後はいよいよ、最後のスポットとなる場所を訪問します。
かすみキッチンから少しの移動で行けるところ。
では、続きます。


かすみキッチン

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指定文化財巡り~その3:椎名家住宅

長興寺を見学後はその付近にあるはずの千手観音堂を訪れるはずでした。
が、近過ぎたせいかかえって迷ってしまい何度も長興寺周辺を回る羽目に細い道をおそるおそる車で巡回しても結局、たどり着けずじまい。午後からは霞ヶ浦エリア(つまり、旧霞ヶ浦町エリア)を訪問したいと思っていましたので泣く泣く断念、予定変更し次の訪問予定地へ進むことにしました。

こうして訪れたのが、県内最古でありかすみがうら市で唯一の国指定文化財に指定されている「椎名家住宅」です。
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この日、庭先では陶芸市が行われていました。
国指定文化財の古民家、早速御邪魔しま~す
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昭和46年に解体修理工事が行われ、その際「延宝2年(1674年)」(→調べてみたところ、”大岡越前”で知られる大岡忠相が生まれる3年前でした)と墨書きされた部材が発見され、この住宅がその年あたりに建築されたことが判明しています
現存している古民家としては県内では勿論、東日本でも最古のものだそうです。

年季の入った御仏壇と神棚
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蛍光灯や消火器など、現代のものも使用されてはいますが、住宅を支える柱や梁、桁等すべて当時のものだそうです。
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梁組みも凄いね
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天井に裏板がないのは、質素倹約を常としていた当時(江戸時代)ですから出来るだけお金や手間をかけないようにという思いからだとか。
畳の部屋もたった1部屋だけ。他はどの部屋も板の間でした。
こちら↓、唯一の畳の間。
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この住宅の大きな特徴は、3分の1が土間だということ。ですから入ると少々、ひんやりとした感じです。
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ここに囲炉裏があったんだろうなあ、たぶん
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画像では分かりにくいかと思いますが、大黒柱など主要の柱は”手斧(ちょうな)仕上げ”と呼ばれる手法が用いられていて、それを施した個所には魚の鱗のような形の跡が残っているのです。この手法は古い家に見られる特有のものだそうな。
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この住宅に住んでいた椎名家は、代々茂右衛門を襲名し村役を務めた人だそうです。以前はこの家に納屋等が増築されていましたが、先に述べた解体修理工事の際、”建立当時の姿に戻そう!”ということで現在の姿になりました。
約340年もの間、太平洋戦争の空襲も免れ6年前の東日本大震災にも耐え今日を過ごしてきた重要な文化財。
市の宝として末長く、大切に保存していただきたい古民家です



椎名家住宅
茨城県かすみがうら市加茂4148
【見学日時】9:00~16:00(※建物の修理や所有者の津法により見学できない場合があります)
年末年始(12/29~1/3)を除く毎日
【交通】神立駅からタクシー20分
お問い合わせ:かすみがうら市教育委員会(Tel:029-897-1111)


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指定文化財巡り~その2:長興寺

かすみがうら市の指定文化財巡り、次に廻ったのは中志筑という地区にある長興寺です
カーナビを頼りにすれ違いも困難な細い道をくねくね進んでいくと、それはありました
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可愛らしい石像がお出迎え。

で、山門手前まで進んでいくと。。。
あれ?.゚+.(・∀・)゚+.
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おや?
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あらま~!!o(^▽^)o
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石像がいっぱあいっ!!
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可愛い石像がたくさんあります。
誰がこんなに?と思い、興味が湧きました(* ´ ▽ ` *)
それは山門の向こうの境内にも!!
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100年経過したような年季の入ったものもあれば、ごく最近造られた綺麗なものまで様々。
本来の目的である文化財よりもこちらに興味をそそられてしまいました
・・・って、こんなことではいかん
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戦国時代、出羽国(現在の秋田県)仙北郡の大名だった本堂氏が関ヶ原の戦いの後、ここ・かすみがうら市に移封となってやってきて、代々の墓所となりました。お墓は市の指定文化財となっています(画像撮影はしておりません
この長興寺は出羽の国より本堂氏を慕ってきた竜山という和尚によって曹洞宗のお寺として開山されたと言われています。慶長7年(1602年)のことです。
そんな長興寺の御宝はコレ。
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不動明王と二童子像。室町時代の作と言われています。
不動明王の表情に注目ください
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左右の目の向きが上下に分かれ、歯もまた上下を向いています。これは、世の中を上から下からまんべんなく見通すことが出来るように対称的になっているのだとか。
元々は別なお寺=真言宗の華蔵院というお寺にあったとされていますが、廃寺となりここ・長興寺で引き取られたそうです。
真言宗から曹洞宗へ。宗派の違うお寺へ遷ったことになるわけですが、華蔵院は本堂家の祈願寺であったそうですからその御縁でしょうきっと。
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如来様にご挨拶

さて、このお寺にはもう一つお宝があります。
新撰組の参謀を勤めた、伊東甲子太郎という人物を御存知でしょうか?
彼は、かすみがうら市志筑出身なのです。
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弟、三木三郎の直筆書簡も保管されていました。
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兄に宛ててこちらでの様子や出来事を事細かく綴ったものだそうです。

文化財あり、歴史的資料ありそして何といっても興味深い石像(五百羅漢)。
見学最後に境内の石像についてボランティアガイドの方にお聞きしたところ、長興寺の檀家さん達が造って寄贈されたものだそうです。今後、増えていく予定もあるとか。

やがてこれらの像も文化財として紹介される時が来るかもしれませんね
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長興寺
茨城県かすみがうら市中志筑1353

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指定文化財巡り~その1:文殊院

11月4日・5日の2日にわたり、かすみがうら市内で開催されたかすみがうら市指定文化財一斉公開
初めての訪問はまず、千代田石岡ICにほど近い文殊院(もんじゅいん)というお寺から。
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こちら、明和6年(1769年)に建設された山門で、中央には”豊森山(ほうしんざん)”と書かれています。
このお寺の山号(寺院の頭に付ける称号、例えば成田山新勝寺等)だとか。

こちらの鐘楼、山を背景になかなか良い構図
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本堂横には”文化財公開中”の幟。
まずは、ご挨拶していかなくちゃね
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真言宗智山派、卯年厄除けのお寺だということです
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現在の”文殊院”という名になったのは江戸時代になってからのこと。以前は「常源寺」というお寺だったそうです。お寺の再興をした宥円(ゆうえん)上人により開山され、寺の名前も文殊院と改められました。

このお寺で今回、公開されるのは市指定の文化財:木造聖観音菩薩立像と同じく市指定の木造阿弥陀如来座像。
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ではいざ!お宝拝見へ!

社務所で受付し、室内から通路を歩いて本堂に入ります。
まずは、木造の聖観音菩薩立像から拝見。
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実はこの立像、桧材で出来ています。しかも1本造りで。
冠や着衣の装飾品等細部まで細かく造られていて、とても桧で作ったようには見えない
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推定平安時代末期の作と言われているそうです。
今から約900数年前?!

続いて、木造阿弥陀如来坐像。
こちらは鎌倉時代末期だそうです(あくまで推定)
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この坐像もまた桧材使用。寄木造りです。
文殊院境内にあった阿弥陀堂御本尊で、真言宗に改宗される前からの御本尊つまり常源寺の本尊だったと考えられています。眼球に当たる部分には水晶がはめ込まれているそうです。でも画像では分かりにくいですね
この阿弥陀如来坐像、800年は経っているのに保存状態も良く今なお光を失わないその存在感にびっくり!!
これも、保存・管理する人あってこそ、のもの。先人たちに合掌

いにしえの人達が残して行った宝物を粗末に扱うことなく大切に保管していき、その精神が末代までちゃんと引き継がれていること。。。だからこそ8~900年後に生きる私達がこうしてお目にかけることが出来たのですね
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不動明王像。

素晴らしいお宝に巡り合えたことをいにしえの人達に感謝しつつ、文殊院を後にしました。
では、次のスポットへ向かいます。

【おまけ画像】
文殊院に入る手前の角に立っていた石碑が風情たっぷりに感じた為、撮影してみました。
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馬頭観音碑とその左側には。。。
旧地名が刻まれた碑が!
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千代田村、懐かしいなあ。。。(* ´ ▽ ` *)
千代田村→千代田町→かすみがうら市になったんだよね^^

文殊院
茨城県かすみがうら市下志筑675



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管理人あいさつ

竹千代

Author:竹千代
いらっしゃいませ!
当ブログでは茨城県の地域情報を中心に書いております。
管理人自身の独断と偏見、好みと行動可能範囲に偏っている上時々、誤字脱字・誤認情報が生じる場合がございます。また、ブログ掲載中の情報は記事をUPした当時のものですので情報内容が古かったり、お店や施設によっては閉店している箇所もございます。何卒、ご了承ください!

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