ここのところ、記事収集をする時間がなかなかとれずネタ切れの為、暫くお蔵入りネタを間に挟む格好になりますので失礼いたしますm(__)m
もうかれこれ2,3週間ほど前のお話ですが、石岡へ向かう際久しぶりに国道6号を走行し途中で”小幡北山埴輪製作所遺跡”というスポットに寄り道していくことにしました。

文字通り、埴輪を製作していた工場があったところです。ここで材料となる粘土を掘り出して埴輪の形を作りそれを保管していた倉庫のようなものや、その埴輪を焼いた窯があったとされる跡が見つかっているそうです。
早速、中を探検してみることにしました。
入ってすぐのところに、前方後円墳。勿論、復元されたものです。

説明を読んだところ、ここに元々あったやつを復元したわけではなく、町内の別な場所で発見された県内にある前方後円墳を元に復元されたようです。
で、古墳の上に並べられた土器は町内の人が体験学習で製作したものですって。

さらに進みます。生い茂る木々が太古のイメージを醸し出してるなあ。。。




シダレザクラの木もある、ということは時期がくれば桜が楽しめるかも?!

そうか。その頃来ればまた楽しめるかもね。
園内は思ったよりも広く、歩いているだけで足の運動になりそうです。
森の中で、興味深い建物発見!

古墳時代の民家のような。。。
なんでしょ?
と、思いきや実はトイレでした!
入り口になぜか、埴輪。

さらに奥へ進むと・・・

おお!ここが埴輪工房跡か

でも奥の方は誰かの所有地のような。
昭和28年(1953年)、開墾作業中に人物埴輪、円筒埴輪、馬の埴輪等がここから出土された為、埴輪製作遺跡だったということで知られてはいたものの遺跡の調査は行われず、その上遺跡の一部は耕地化されてしまったとか(茨城県庁HP内茨城県教育委員会のページより)
調査が行われたのはそれから34年後の昭和62年~昭和63年だそうです。その後平成4年(1992年)に国の指定史跡となりました。
工房跡は、休憩できそうな木のベンチや椅子がありました。

さて、確か埴輪を焼いてた窯の跡があるはずですが。。。
あ!あれか


丁度、斜面を利用した格好で作られていたのですね



ここ・小幡地区は良質の粘土が取れる場所だったそうです。数名の職人さん達が年粘土を掘り埴輪を作ってこの窯で焼いていた。。。そんな作業の光景をふと想像してみたりします。
一見、何もない無味乾燥な地に思えるかもしれませんが。。。
太古の歴史が眠り、その時代に生きた人の証をかすかに感じその時代を想像し思いにふける。。。
そんな旅もたまにはいいかな


小幡北山埴輪製作所跡
国道6号沿いに案内板あり
場所等はこちらで↓
茨城町観光協会HP内今日も御閲覧ありがとうございました!
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